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若狭の水

「若狭の水(わかさのみず)」という手品の説明する前に、まず奈良県と福井県の、ある伝説をご紹介したいと思います。

奈良の大仏で有名な東大寺の二月堂には若狭井戸(わかさのいど)という井戸があります。この井戸の水は、若狭の国(現在の福井県)から送られてきた水だという伝説があるのです。

昔々、東大寺へ全国の神様達が集まってきましたが、若狭国の神様は遅刻してしまいました。そのお詫びに若狭の国から水を送ること約束すると、東大寺二月堂のほとりの岩の中から黒と白の鵜が飛び出してきて、その穴から水が湧き出たのです。そこへ井戸を建て、「若狭井戸」と名付けられたというのです。

福井県から奈良県の東大寺まで直線距離で100km以上。遠い昔に送水管のような技術があったのかなぁという疑問はありますが、そんな伝説を裏付ける行事が今も続いています。

毎年3月2日に福井県小浜市の神宮寺で「お水送り」という神事が行われ、水を川に流し、水を奈良の東大寺へと送ります。その10日後の3月13日には東大寺で「お水取り」という水を汲みあげる儀式が行われています。

この行事は西暦752年から、毎年一度も欠かすことなく今でも続けられているそうです。

​若狭の国から、奈良の東大寺へ水が送られるという伝説になぞらえて、水がある場所から別の場所へ移動する、という手品を「若狭の水(わかさのみず)」と呼んでいます。

 

当時有名だったであろう出来事が手品の中に残っているなんて面白いですね!

​「若狭の水(わかさのみず)」の手品は口上(セリフ)も魅力の一つです。少し古い言い回しですが、今でも何となく意味は分かるはず!ぜひじっくりと耳を傾けて聞いてみてくださいね。

『若狭の水』は、「お江戸まじっく 寺子屋プラン」にてご覧いただけます。

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